季のせ 季節の和菓子 夏空(なつぞら) 季のせ(ときのせ) 新宿伊勢丹の催事で出展中に、生菓子を購入しました。 夏の爽やかな青い色と入道雲を表す白を、ミントの香りがするきんとん餡で表しています。中の餡は、麦茶を入れて作ってある変わり種のものです。 …

老松 7月の限定生菓子 朝涼(ちょうりょう） 老松 7月限定の生菓子 朝涼。 老松のホームページにもお菓子の解説が見つかりません。 考えるに、夏の早朝、まだ暑くなる前の時間に、朝顔が咲き、 より涼しさを届けてくれている、そんな風景をお菓子に表現した …

虎屋 季節の生菓子 向日葵(ひまわり) 虎屋 7月後半の限定生菓子、向日葵。 写実的で分かりやすいお菓子。きんとん製生地の中も餡の中に水羊羹の角芯を包むなど、凝った作りになっています。向日葵好きの相手だけでなく、和菓子で真夏を味わえる話題にも事欠…

虎屋 季節の生菓子 岩こす浪(いわこすなみ) 虎屋 7月後半の限定生菓子、岩こす浪。 羊羹と道明寺羹の組み合わせは、道明寺羹のシャリ感が好きで、もっちりねっとりとした羊羹とのコントラストも楽しめます。この季節の急な気候の変化や、台風などによって、…

鈴懸 季節の生菓子 葛焼き（くずやき） 鈴懸 7月後半から8月上旬の期間限定生菓子、葛焼き。 ぷるんとした食感も美味しい和菓子です。九州産の葛を蒸し固めて、米粉をまぶして焼いたものだそうです。甘さの中に木の芽のちょっとした苦みがスパイスのようにき…

虎屋 季節の生菓子 紅涼水(こうりょうすい) 虎屋 7月後半の限定生菓子、紅涼水。 朝日を受けて紅に輝くひんやりとした清水の流れを表しているそうです。 1800年から続く意匠だそうです。222年続いているということです。葛製の生地を紅の色を付け、白餡を包…

鶴屋吉信 季節の上生菓子 宵花火(よいはなび) 鶴屋吉信 7月後半の限定上生菓子、宵花火。 オーソドックスな外郎生地でこし餡を包んだ上生菓子。花火大会のシーズンですが、東京で隅田川花火大会が今年も中止になるなど、まだまだコロナ前のように花火大会が…

虎屋 季節の生菓子 風のやどり(かぜのやどり) 虎屋 7月後半の限定生菓子、風のやどり。 一見パイナップルの缶詰の輪切りかと思うような形状ですが、解説を聞くとその薀蓄に感銘を受けます。地紙(じがみ)という扇を作る台紙、その台紙をかたどった瀬戸型に、…

鶴屋吉信 季節の上生菓子 紅花(べにばな) 鶴屋吉信 7月限定の上生菓子、紅花。 きんとん製でつぶ餡入りのオーソドックスな上生菓子。紅花は、7月が開花時期だそうです。はじめは鮮やかな黄色で、それがオレンジ色になり、最後に紅くなるそうです。染料や着色…

虎屋 季節の生菓子 池の夏(いけのなつ) 虎屋 7月後半の限定生菓子、池の夏。 澄んだ水をたたえる池の中を金魚が涼しげに泳いでいる様子を表したお菓子です。透明な水を琥珀羹で作ってあります。確かに一見涼しげでありますが、誰かのお土産に使うか、家族、…

仙太郎 季節の和菓子 あんころ 粒・こし 仙太郎 7月20日から23日までの4日間限定販売の生菓子、あんころ 粒・こし。 土用は立春、立夏、立秋、立冬の18日前を土用と言うそうです。今は、夏の土用が、土用の丑の日の名前とともにクローズアップされていますが…

鈴懸 季節の和菓子 抹茶蕨餅(まっちゃわらびもち) 鈴懸 7月上旬から7月後半までの期間限定販売、抹茶蕨餅。 7月後半までと何日と決められておらず、食べ逃さないようにされた方がいいと思います。それくらい美味しい蕨餅だと思います。ぜひお試しください。 …

仙太郎 季節の和菓子 笹くずめ 仙太郎 7月の限定生菓子、笹くずめ。 葛の中にほんのりしょっぱく、ほんのり甘い割り梅が入っていて、とてもいいアクセントになっています。くずめは葛梅と書くようです。我が家では大人気の和菓子ですので、個人的には、あら…

虎屋 季節の生菓子 土用餅(どようもち) 虎屋 7月18日から20日までの3日間限定販売生菓子、土用餅。 土用は、本来、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を指すものですが、現在では、夏の土用だけがよく知られていて、土用の丑の日として特に名前が使われていま…

鶴屋吉信 季節の上生菓子 南国花(なんごくばな) 鶴屋吉信 7月の限定上生菓子、南国花。 外郎製の生地で白餡を包み込んだオーソドックスなパターンで作られた和菓子。 ハイビスカスを模したものということで、ハイビスカスの開花時期は6月から10月ということ…

虎屋 季節の生菓子 沖の空(おきのそら) 虎屋 7月15日から18日の4日間限定販売生菓子、沖の空。 7月18日の海の日にちなんで製作された新商品だそうです。 半透明の部分は道明寺羹にレモンが混ぜ込んで作られています。 緑と青の部分は琥珀羹で作られていて、…

小布施堂 季節の和菓子 栗あん土用餅(くりあんどようもち) 小布施堂 7月から8月上旬の期間限定生菓子、栗あん土用餅。 土用は、立秋、立春などの18日前を指し、季節の変わり目でもあります。立秋前の夏の土用が有名で、その中の丑の日には、「う」のつくもの…

招福楼 7月限定の和菓子 黒豆水羊羹(くろまめみずようかん) 招福楼 7月の限定生菓子、黒豆水羊羹。 黒豆、砂糖、寒天の素材だけで作られている和菓子。素材の確かさ、調理の巧みさがあるからこそ、美味しくいただくことができます。 強く固まっていないので…

鶴屋吉信 季節の上生菓子 水ぼたん(みずぼたん) 鶴屋吉信 7月の限定上生菓子、水ぼたん。 虎屋の「水仙夏の霜」に形状、色合いともに似ています。葛製の生地で紅色の餡を包んでいます。牡丹の花を水中花のように表現したとする鶴屋吉信のお菓子は、虎屋のそ…

小布施堂 季節の和菓子 清流(せいりゅう) 小布施堂 7月から8月の期間限定販売生菓子、清流。 栗羊羹を川底に、寒天を川の水に見立て、涼やかに流れる夏の清流が表現されています。さらに、小豆を川底の石、煉り切りで青い楓の葉を作り、よりリアルに川の中の…

虎屋 季節の生菓子 青梨(あおなし) 虎屋 7月前半の限定生菓子、青梨。 このお菓子が1827年から作られていたと言いますから、江戸時代の人も、自分と同じようにこのお菓子を食べていたと思うだけでも、楽しい気持ちになります。 食感も見た目と異なり、葛粉を…

小布施堂 季節の和菓子 夏つばき(なつつばき) 小布施堂 6月から8月にかけての期間限定販売生菓子、夏つばき。 私は夏つばきという花があることを知りませんでした。白くきれいな花を夏に咲かせるそうです。その花を模したそうです。栗あんのまわりを、葛粉な…

虎屋 季節の生菓子 水仙夏の霜(すいせんなつのしも) 虎屋 7月前半の限定生菓子、水仙夏の霜。 表面の葛製生地と中の紅餡の食感の優しさが、ひとくち食べただけで別世界に連れて行ってくれるくらいのインパクトがあります。甘さも優しい美味しい和菓子です。 …

鈴懸 季節の生菓子 特製水羊羹(とくせいみずようかん） 鈴懸 7月上旬から8月中旬までの期間限定販売生菓子、特製水羊羹。 型に流し込む製法で保水力の高い羊羹に仕上げられています。その羊羹を桜葉で包み、ほのかな香りが羊羹にも移っています。口当たりも…

虎屋 季節の生菓子 水のほとり(みずのほとり) 虎屋 7月前半の限定生菓子、水のほとり。 焼き印は、水面にできる水紋を表し、緑色は、水面に映る水辺に茂る木々の緑を映しています。緑が美しい季節ならではのテーマです。 お菓子そのものは、オーソドックスな…

鈴懸 季節の生菓子 なゆた 鈴懸 7月1日から7日までの7日間限定販売の生菓子、なゆた。 七夕対応の和菓子です。なゆたとは漢字で書くと「那由他」と書いて、数の単位で、億、兆のはるか上の単位で、計り知れないことの意味を表していると思われます。それくら…

仙太郎 季節の和菓子 みなづき 抹茶 仙太郎 5月10日～8月16日の期間限定生菓子、みなづき 抹茶。 この限定販売期間は店舗によって異なりますので、確認が必要です。 また、水無月は、6月30日の夏越の祓に、これまでの半年の穢れを祓う意味で、氷を模した外郎…

虎屋 季節の生菓子 波(なみ) 虎屋 7月前半の限定生菓子、波。 ふだんの年には出ない生菓子です。1994年、平成6年の宮中歌会始のお題「波」にちなんで作られた生菓子です。和菓子屋さんでは、毎年歌会始のお題菓子が作られています。白と青のそぼろ餡と琥珀糖…

仙太郎 季節のお菓子 みなづき 黒 仙太郎 4月7日から7月12日までの期間限定販売生菓子、みなづき 黒。 期間は販売店舗によって異なります。 6月30日の夏越の祓に食べて、邪気を祓うと言われるお菓子です。 外郎の土台を氷に見立て、小豆の赤が邪気を祓うと言…

虎屋 季節の生菓子 天の川(あまのかわ) 虎屋 7月1日から7日までの7日間の期間限定販売生菓子、天の川。 天の川を琥珀羹の中に白い煉り羊羹を対角線上に渡して表現しています。少し硬めの琥珀羹の中に柔らかい煉り羊羹が入り、食感の変化を楽しめます。 ごま…