季節の和菓子をお土産に。センスのいい和菓子選びで喜ばれるお土産を。

大切な人に喜んでもらう和菓子のお土産選びのヒントにしてください。

季節の和菓子をお土産に。

虎屋 2024年の干支「辰」にちなんだお菓子 龍昇る(りゅうのぼる)

虎屋 12月16日から1月15日までの期間限定販売生菓子、龍昇る。

2024年、令和6年の干支「辰」にちなんだお菓子で、新作の和菓子。虎屋の生菓子には珍しく干菓子で抹茶入りの煉り羊羹を挟み込んでいます。

その煉り羊羹を龍に見立てて水中から天に向かって昇っていく、まさに昇龍の様を表しています。昇龍のごとく、物事が勢いよく昇る縁起にもなり、家族でも食べたい和菓子ですし、大切な方へのお土産にされても喜ばれる新作の和菓子だと思います。

幸運を招く和菓子!仙太郎の花びら餅

仙太郎 季節の和菓子 花びら餅(はなびらもち)

仙太郎 12月下旬から1月25日までの期間限定販売生菓子、花びら餅。

もともと宮中のお正月行事に由来する和菓子で、各社からこの時期発売されます。

固い物を食べて長寿を願う「歯固(はがため)」という儀式で、鏡餅や大根、塩漬けにした鮎などをを食べていたものが変化して、白い餅生地に小豆色の菱餅を重ね、甘く煮たゴボウや人参と味噌餡を巻きこんだ形が出来上がっています。 餅は満月を意味する望月(もちづき)の語呂合わせで円満を、ゴボウは地中深く根を張ることから家の安泰を願う意味が込められています。言ってみれば、お雑煮の和菓子版です。

縁起のいい和菓子なので、年末年始のお土産としては好適です。

仙太郎の花びら餅は、和菓子として美味しいのでお薦めです。

新年のお土産に最適!小布施堂の栗あん花びら餅

小布施堂 季節の生菓子 栗あん花びら餅(くりあんはなびらもち)

 小布施堂 12月下旬から1月8日までの期間限定販売生菓子、栗あん花びら餅。

お正月の恒例のお菓子として各社が発売する花びら餅。小布施堂の花びら餅は、通常のものとは異なり、味噌ではなく、餡がすべて栗あんでできています。栗の達人、小布施堂ならではの花びら餅です。 味噌でない分、和菓子として食べやすく、万人受けする感じがします。

3日日持ちもしますので、お正月のちょっとした手土産には適していると思います。特に栗が好きな方へのお土産には最適です。 もともと、幸福を願っての縁起菓子なので、新年のご挨拶のお土産には適していて、先様にもきっと喜んでいただけると思います。

季節の和菓子をお土産に。

老松 12月限定の生菓子 冬椿(ふゆつばき)

老松 12月の期間限定販売生菓子、冬椿。

冬の初めころに咲く椿の総称で、寒椿など他の呼び名もあります。

淡いピンクがおだやかでやさしい雰囲気を醸し出しています。

お菓子は羽二重餅の生地で白餡を包んでいて、もちもちとした食感で見た目の通り甘さ控えめのやさしい味わいです。

おだやかな冬の日に食べたい和菓子ですが、今年は暖かい日が多く、冬に食べる和菓子という感じがしません。年末にかけても関東地方をはじめ、暖かい日が続く予報がでています。椿が好きな方へのお土産に適しているのはもちろんですが、やさしい気持ちで一緒にお茶の時間を過ごしたい方への手土産にふさわしいと思います。

季節の和菓子をお土産に。

老松 12月限定の生菓子 雪しぼり(ゆきしぼり)

老松 12月の期間限定販売生菓子、雪しぼり。

薯蕷煉り切り製と記入されていて、ねっとりとした山芋をまぜた生地でこし餡を包み込んでいます。山芋独特の素朴な香りも、鮮やかな白い生地の色と相まって、しんしんと降る雪の様を思わせます。

和菓子らしい和菓子とでもいうような、甘さも控えめの品の良さを感じさせてくれる和菓子です。一緒にお茶の時間を過ごすような方へのお土産にふさわしいように思います。

深みのある燻製醤油の風味が魅力!たねやのしょうゆ焼餅

たねや 季節の和菓子 しょうゆ焼餅(しょうゆやきもち)

たねや  12月1日から12月下旬までの期間限定生菓子、しょうゆ焼餅。

近江のもち米とまろやかで深みのある燻製醤油を使って作られています。中にこし餡の入っているもち米を焼いて焼き目が見た目の美味しさを際立たせています。厳選された素材で丁寧に作られたからこそ、とても美味しいお菓子に仕上がっています。個別の袋に入っていますから、お土産には向いています。平たくて食べやすい形で、差入にも向いています。伊勢丹新宿店に、たねやショップが新規にオープンしたので、たねやの和菓子を買い求めやすくなりました。期間限定で希少性が高いお菓子なので、一度召し上がることをお薦めします。

 

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虎屋 季節の生菓子 松襲(まつがさね)

虎屋 12月16日から28日までの期間限定販売生菓子、松襲。

松襲とは、平安貴族社会の襲(かさね)装束の色使いのひとつの名前で、緑は松葉の色、紫は木陰の色を表しているそうです。色使いに雅なイメージが感じられます。

意匠は、1834年、江戸時代天保年間からのもので、長い歴史があります。お菓子としては、虎屋のオーソドックスなきんとん製の生地で小倉餡を包み込んだものです。

新しい年を迎える前に雅な気持ちにさせてくれる和菓子で、不特定多数の方というより、特定の方へのお土産に向いていると思います。