たねや 季節の生菓子 柏餅 こし餡 たねや 4月9日から5月5日までの期間限定販売生菓子、柏餅 こし餡。 地元の近江米を使ったその透き通るような餅生地は、ビジュアルも美しい柏餅です。食感ももちもちとしたこしがあり、上品な甘さを誇るたねやのこし餡とマッ…

虎屋 季節の生菓子 柏餅 御膳餡(かしわもち ごぜんあん) 虎屋 4月21日から5月5日までの期間限定販売生菓子、柏餅 御膳餡。 虎屋では柏餅を江戸時代から作っていて、1746年に御所に納めたという記録があるそうです。少し小ぶりな柏餅ですが、その餅生地がもっ…

仙太郎 季節の和菓子 柏餅 こし 仙太郎 4月7日から5月24日までの期間限定販売生菓子、柏餅 こし。 この季節の定番で、必ず１回以上食べる仙太郎の柏餅。うるち米粉をこねて蒸し上げて、搗いた餅生地です。以前の解説には、柏餅は蛤型で女性の象徴、粽はその…

鈴懸 季節の生菓子 柏餅(かしわもち) 鈴懸 4月上旬から5月にかけて販売される期間限定生菓子、柏餅。 もちもちしたこしがあって、それでいてしっとりとした、食べ応えのある柏餅です。餅生地の形は、よくはまぐり型、かぶと型などと言われますが、鈴懸のそれ…

あけぼの 季節の和菓子 かしわもち こし あけぼの 4月上旬から5月中旬までの期間限定販売生菓子、かしわもち こし。 きめ細かい国産米の粉を蒸して杵で搗き、葛を加えてさらに杵で搗いて餅生地を作るそうです。できた餅生地はつやつやで、心地よい弾力があり…

虎屋 季節の生菓子 遠緑(とおみどり) 虎屋 4月後半の限定生菓子、遠緑。 きんとん製の定番パターン。遠くから野山の新緑が生き生きと見えている光景を表した和菓子。緑のそぼろが、その新緑を表しています。個人的には特別な感銘は受けませんでした。

虎屋 季節の生菓子 新春の川沿(しんはるのかわぞい) 虎屋 4月後半の限定生菓子、新春の川沿。 昔からある意匠に見えますが、2006年から作られている、比較的新しいデザインの和菓子。すみれの花の焼き印に紫色を差しています。春の川辺の風景を表したもので…

仙太郎 季節の和菓子 柏餅 粒 仙太郎 4月7日から5月24日までの期間限定販売生菓子、柏餅 粒。 さくら餅の次は柏餅、5月5日の端午の節句に向けて各社が競って販売してくれます。柏の葉が次の新芽が出ないと古い葉が落ちないことから、子孫繁栄の象徴として、…

鈴懸 季節の生菓子 蓬乃柏餅(よもぎのかしわもち) 鈴懸 4月上旬から5月上旬の期間限定販売生菓子、蓬乃柏餅。 国産の米粉を蒸して搗いた餅生地に蓬をふんだんに混ぜて、中に十勝産の小豆のつぶ餡を包みました。餅生地を兜の形に仕上げ、柏の葉で巻いています…

あけぼの 季節の和菓子 かしわもち つぶ あけぼの 4月上旬から5月中旬までの期間限定販売生菓子、かしわもち つぶ。 きめの細かい国産米の粉を蒸して杵で搗き、そこに葛を加えてさらに杵で搗く。それによってこしのある餅生地になります。その餅生地に国産蓬…

小布施堂 季節の和菓子 緑菜花(りょくさいか) 小布施堂 4月中旬から5月中旬までの期間限定販売生菓子、緑菜花。 抹茶の羊羹の上に栗を混ぜた浮島がのせてあります。初夏の新緑の様子を表しているそうですが、浮島の黄色の方が少し目立っています。羊羹と栗の…

鈴懸 季節の生菓子 藤波(ふじなみ) 鈴懸 4月上旬から下旬までの期間限定生菓子、藤波。 藤の花が春のそよ風に吹かれて波のように揺れる様子を表した薯蕷饅頭。薄い紫が、藤の花の風情を感じさせてくれます。 先日、新宿伊勢丹の鈴懸で購入しましたが、同じ日…

虎屋 季節の生菓子 水山吹(みずやまぶき) 虎屋 4月後半の限定生菓子、水山吹。 1686年から続く意匠、江戸時代初期から食べられているお菓子かと、思うだけでもロマンを感じます。山吹は晩春に黄色い花を咲かせます。 太田道灌にまつわる逸話で「七重八重花は…

虎屋 季節の生菓子 岩根の錦(いわねのにしき) 虎屋 4月後半の限定生菓子、岩根の錦。 つつじの咲き誇る様を模した羊羹製、白餡入りのお菓子。大正7年から始まった意匠で、江戸時代に「つつじ見」という言葉までできるほど流行したつつじの鑑賞、そのつつじが…

あけぼの 季節の和菓子 かしわもち みそ あけぼの 4月上旬から5月中旬までの期間限定販売生菓子、かしわもち みそ。 国産米の粉を蒸して杵で搗き、葛を加えてさらに杵で搗いて作っているというお餅は、つやがあり、こしもあり、とても美味しいお餅です。その…

虎屋 季節の生菓子 笹衣(ささごろも) 虎屋 4月1日～20日までの期間限定販売生菓子、笹衣。 きびの生地かと思いましたが、道明寺粉を黄色く染めた生地で御膳餡を包んであります。そしてそのお菓子を青笹の葉で巻き込んでいるところからこの菓銘、笹衣が付けら…

小布施堂 季節の和菓子 青梅(あおうめ) 小布施堂 春限定の和菓子、青梅。 まさに青い梅を模した和菓子。煉り切りで深みのある緑の生地を作り、中には栗あんが種のように配されています。口をすぼめるような酸味はありませんが、むしろすぼめたその口がにっこ…

虎屋 季節の生菓子 春雷(しゅんらい) 虎屋 4月11日から20日までの期間限定販売生菓子、春雷。 薄紅色の柔らかい生地が口の中でほろりと溶けます。中の黄身餡と相まってやさしい甘さが口の中全体に広がります。通常の生菓子にはないパターンです。 生地の割れ…

鶴屋吉信 季節の上生菓子 さつき花(さつきばな) 鶴屋吉信 4月前半の期間限定上生菓子、さつき花。 さつきは、5月の旧称にもなっている、いまの季節を代表する花。ツツジ科で、花の形もよく似ています。その独特な赤い色が人の目を惹きつけます。 焼皮製でつ…

虎屋 季節の生菓子 丘(おか) 虎屋 4月前半の限定生菓子、丘。 1979年(昭和54年)の歌会始の御題「丘」にちなんで考案され、販売されたものです。昨年は販売されていなかったと思います。 丘に咲く満開の桜の中で、鳥たちが遊ぶ様子を黒ゴマで表現しています。…

鶴屋吉信 季節の上生菓子 花水木(はなみずき) 鶴屋吉信 4月前半の上生菓子、花水木。 花水木のピンクの花を模した和菓子です。外郎生地で白餡を包んでいます。外郎生地のもっちりとした食感も美味しさのひとつです。

おはぎと大福 季節の和菓子 おはぎ ぐり茶 おはぎと大福 季節のおはぎ ぐり茶。 神楽坂にある、知る人ぞ知るおはぎの人気店。名前にある大福は販売されていないそうです。九州産のぐり茶を餡に混ぜこんだおはぎです。お茶の香りと味わいが餡の甘みと相まって…

虎屋 季節の生菓子 双葉饅(ふたばまん) 虎屋 4月前半の限定生菓子、双葉饅。 双葉は、芽が出る初めの形の象徴として、物事のはじまりや新しい命の息吹などを感じさせてくれます。双葉の焼き印でいろいろなもの、命が芽生える春を表しています。お菓子として…

招福楼 4月限定の生菓子 桜道明寺(さくらどうみょうじ） 招福楼 4月限定の生菓子、桜道明寺。 桜道明寺という菓銘になっていますが、ほとんどもち米の食感で、そこに切り刻んだ塩漬けの桜葉がまぜてあり、小豆餡を包み込んでいます。それをおにぎりの海苔の…

鈴懸 季節の生菓子 ボウロ 鈴懸 2月～4月限定販売菓子、ボウロ。 ボウロ、ぼーろは、ポルトガル語でお菓子という意味で、特定のお菓子ではなく、お菓子の総称とのことです。日本では、小麦粉、牛乳、卵、砂糖を使って作るお菓子を意味していて、この鈴懸のお…

虎屋 季節の生菓子 多胡の浦(たごのうら) 虎屋 4月前半の限定生菓子、多胡の浦。 多胡の浦とは、現在の富山県氷見市にあった藤の名所だそうです。能楽の舞台にもなったそうです。この紫と黄色のそぼろ餡は、藤の花と陽の光で、太陽の光のもとに咲き誇る藤の…

おはぎと大福 季節の和菓子 おはぎ さくら おはぎと大福 春限定のおはぎ さくら。 店の名前の通り、おはぎと大福の専門店なのでしょうが、現在はおはぎしか販売されていません。その中の定番ではない、季節の限定商品さくらは、塩漬けされたさくらの花をてっ…

虎屋 季節の生菓子 卯の花巻(うのはなまき) 虎屋 4月前半の限定生菓子、卯の花巻。 ウツギという白い花が野山に咲き乱れる様子と鳥が飛んでいる様子を模した和菓子だそうです。ウツギはインターネットで調べて白い小花の様子は分かりましたが、この和菓子と…

小布施堂 季節の和菓子 栗あん道明寺(くりあんどうみょうじ) 小布施堂 3月から4月上旬までの期間限定販売生菓子、栗あん道明寺。 道明寺粉で作った生地で包んでいるのが栗あんです。その生地を塩漬けした桜葉でくるんでいます。生地もほんのりさくら色に染ま…

仙太郎 季節の和菓子 ぼた餅 さくら 仙太郎 3月～4月上旬の期間限定生菓子、ぼた餅 さくら。 通常、仙太郎のおはぎには大葉が入っていますが、このぼた餅には、塩漬けの桜の花と葉がまぜてあります。その微妙な塩味と甘いつぶ餡の塩梅がとても良く、美味しい…