鶴屋吉信4月前半の限定生菓子。
せせらぎにのって流れる桜の花びらを表しています。
こなしといって、こし餡と薯蕷粉(山芋などを粉末にしたもの)を加えて、蒸したものに砂糖を加えて生地にしたもので、つぶ餡を包み込んでいます。
子供たちは、せせらぎを表す水色がソーダ水の色に似ていると興味をそそられて、真っ先に手を伸ばしてきました。和菓子には珍しく思える水色だと思います。何が食べる人の関心にフィットするのか分からないものだとも思いました。
子どもには、実際に桜の花びらが川面を流れる景色を見せることで、花筏という言葉を教えたり、その風情を教えるのに役立ちました。