季節の和菓子をお土産に。
虎屋 6月16日から30日までの期間限定販売生菓子、籬の緑。
籬とは竹などで目を粗く編んだ垣のことを言うそうです。その籬に絡んでいる青々とした蔦の葉を表現している和菓子で、以前は、「木の間の錦(青つた)」という菓銘だったそうです。緑色に着色された求肥で飴餡を包んで、新引粉を全面にまとわせています。新引粉とはもち米を蒸して、その後乾燥させて、それを粉砕して、それをさらに煎った粉を言うそうです。蔦の葉の型にはめ込んで作られています。
蔦は枯れにくく、育ちやすく、絡まると離れにくいことから良縁の縁起などに重宝されます。そうした縁起を担いだお土産にされてはいかがでしょうか。
お菓子そのものも、虎屋の生菓子としては珍しい作りの美味しいものなので、和菓子好き、虎屋好きの方のお土産としても好適です。