季節の和菓子をお土産に。
虎屋 2月前半の期間限定販売生菓子、東雲。
1965年、江戸時代元禄8年から続く意匠の和菓子。明け方に東の空にわずかに明るさが見える頃をさして東雲と言うそうです。その境目を紫と白に染め分けたきんとんで表しています。水平線、地平線、空と海、陸の境目を分けるところにほのかな明るさが見えて、これから明けていくその様は、ちょうど立春を過ぎてこれからは春に向かってどんどん暖かさが増していく、そんな景色にも似ています。
明るさが増してゆくそんな気をもたらしてくれるお菓子はお土産として先様に喜ばれるものだと思います。歴史や蘊蓄もさることながら、単純に色合いがきれいで、美味しい和菓子であることが、届ける先様に何より喜んでいただけるここと思います。
不特定多数の方にお持ちするのでなく、相手の人数、時間が特定されていて、一緒にお茶を飲むようなシーンへのお土産に使われることをお薦めします。