虎屋 4月前半の限定生菓子、卯の花巻。
卯の花は、旧暦の4月頃に咲くことから、卯月の花とも呼ばれているそうです。
この卯の花巻は、くるみを中心にして、白と緑の羊羹製の生地をうず状に巻いてあり、卯の花の白い小花が咲き乱れる野山に、鳥が遊んでいる様子を思わせるように作られているそうです。私には、そうは思えません。
食感が、いつもの羊羹製のお菓子よりもっちりとしていて、中にくるみがあることも珍しく、食感で楽しめるという印象を持ちました。お菓子としては美味しくいただきました。1835年、天保年間からの意匠であることにも驚かされます。