虎屋 10月1日から15日までの期間限定販売生菓子、紫野。
1840年、江戸時代天保年間から続く意匠です。
ここでいう紫野とは、京都の紫野地区のことで、現在は、大徳寺などの歴史ある寺社が多い地域のことだそうです。紫の草が茂っている場所を紫野ともいい、この時期、昔のこの地域が一面、紫色になっていたことを表しているものと思われます。
美しい紫色のきんとん餡のインパクトはありますが、ストーリーはあまりぴんと来るものではなく、お土産には難しそうにも思いますが、180年以上の歴史があること、紫色がきれいなことなどの切り口で、響くお相手なら、喜んでいただけるお土産になると思います。