季節の和菓子と旬の食。
百貨店の店頭に鶴屋吉信の季節の和菓子が帰ってきました。6月後半限定の和菓子です。
常夏は、源氏物語の巻名に由来し、そこに登場する玉鬘(たまかずら)を、イメージされているのかと思います。
また、常夏はなでしこの別名で、春から秋にかけてずっと咲いているから、とこなつという名前をもっていたそうです。なでしこは秋の七草のひとつでもあって、おおもてです。
葛の生地で赤い餡が包みこまれていて、葛のプルンプルンとした食感と淡いピンクの色が色気を感じさせてくれます。餡はもちろん美味しいので、源氏物語好きの方や、葛好き、ピンク好きの方に喜んでいただけそうな和菓子です。常夏で話題も作れそうなだけに、お土産としては使いでのあるお菓子です。