虎屋 10月16日から31日までの期間限定販売生菓子、紅葉重ね。
1861年、江戸時代文久年間から続く意匠の和菓子。定番型のきんとん製の生地で白い小倉餡を包み込んでいます。
菓銘の「重ね」はかさねの色目といって平安時代の貴族社会の衣装に見られる雅な色使いを示す言葉で、その色使いのように、山の紅葉が進んで美しいさまを表しています。
ようやく気温も下がり、紅葉前線も南下してきていて、紅葉狩りが楽しめる日も近づいているように思われます。
そうした季節を感じさせてくれる和菓子は、今の時期のお土産にも最適です。ビジュアル的にも華やかな色合いで、心がときめきます。