季節の和菓子をお土産に。
招福楼 3月だけの期間限定生菓子、道明寺。
道明寺というと桜餅の代名詞のようになっていて、塩漬けの桜花を付けたり、桜葉で巻いたりしますが、招福楼のごの和菓子は、道明寺粉で作った生地で、小豆餡を包んだだけの、極めてシンプルなお菓子として仕上げてあります。それでも桜を想起させるようにほんのりとピンクの色が差されています。
シンプルなだけに素材と作りが厳選されて美味しく製作されています。少しゆるいくらいで、入っているケースが揺れると形が崩れてしまいそうなくらいでした。
お土産に使うというよりも、本当の和菓子好きと一緒にお茶の時間を楽しむ時に使われた方がいいように思いました。招福楼の和菓子は、コースの最後に出される締めのお菓子を月替わりで一品ずつ、伊勢丹新宿店のショップで購入することが出来ますが、この道明寺は私にとって、初めて見るお菓子でした。それだけに毎月チェックして、新しい和菓子との出会いを楽しみにしています。
