季節の和菓子をお土産に。センスのいい和菓子選びで喜ばれるお土産を。

大切な人に喜んでもらう和菓子のお土産選びのヒントにしてください。

季節の和菓子をお土産に。

虎屋 季節の生菓子 吹上の浜(ふきあげのはま)

虎屋 11月後半の期間限定販売生菓子、吹上の浜。

吹上とは、和歌山県の紀ノ川河口の西浜の一帯を呼ぶ地名だそうです。

菅原道真が「秋風の吹上にたてる白菊は花かあらぬか波の寄するか」と詠んだことにちなんで、「吹上の浜」という言葉が、歌の中に数多く詠まれてきたそうです。

意匠は、その歌にも通じますが、菊の花が浜風に吹かれてゆらめく様を表現したものだそうです。お菓子そのものは、虎屋の生菓子の定番パターンのひとつ、羊羹製の白餡入りですが、1710年の江戸時代、宝永年間から続くものだそうで、背景が高尚で、そうした蘊蓄好きの方へのお土産や、和歌山県関係の方へのお土産、菅原道真にゆかりのある方、菊が好きな方、歴史が好きな方、短歌を詠む方などへのお土産に使えそうです。 一般の差入には不向きに思います。