子育てと東大と和菓子、ときどき介護。
同居する母の介護が始まって一年が経過しようとしている。半身麻痺で車椅子生活から、一人で歩ける、一人でお手洗いの処理が出来るようになることを目標に訪問リハビリテーション、デイケアなどを続けてきたが、年齢のこともあり、改善は見られず、現状維持の状況だった。
介護する家族の方が、介護鬱や体調を崩す可能性も生まれるほどのストレスで、身内の家族に施設に入れることを考えたいと話した。
その家族たちは、自分達が介護を代わる気持ちはないことから、施設に入れることを承諾し、お母さんにその事を伝える役目をすることも約束してくれた。
ここから先、施設探しという、また新たな展開が始まることになるが、お母さんが入所を受け入れられるかが、第一関門になる。