子育てと東大と和菓子、時々介護。介護は交渉。
同居する母が要介護認定5の車椅子生活になったが、脳内出血で入院してから今日まで、そんな行政サービスがあったのかと思わされる案件がいくつかあった。
介護認定の面談は受けるように勧められるが、その過程で身体障害者の認定申請のことは誰からも教えてもらえなかった。介護タクシーの補助券が公共団体から支給される。NHK の受信料の減免措置がある。搬送時の高速道路料金が半額になる。·····
介護タクシーは何回実費で使ったことか。
標準負担額減額認定、後期高齢者医療制度として入院した際に役所に申請すると、病院の食費などが減額補助される制度で、通常は病院が教えてくれるものらしい。
入院していた病院の食事は適用外だったのだろうか、しかし、身障者の申請という方法があることも教えてはくれなかった。
今となっての反省は、家族内にそうした病人が出たら、素早く行政サービスに相談すること、しつこく支援を要請することが大切なことだと思い知らされた。
知っている、知らなかった。申し込んだ、申請しなかった。この差は、あまりに大きな違いを産むことになります。