子育てと東大と和菓子、ときどき介護。
今日、妻と二人で母に入ってもらう候補の老人ホームを下見に行った。昨年開業したばかりのその施設は、新築特有の匂いがまだ残っていて、見るもの全てが新しい顔をしていた。
希望者が参加するレクリエーションルームを皮切りに、居住する個室、食事をする場所、浴室、屋上、サンルームとあらゆる施設をひとつずつ丁寧に案内してくれた。
わが家にとっては、自宅から歩いて4,5分というスープの冷めない距離感が何より良くて、入居はしてもらうものの、我々に時間があれば、車椅子のまま連れ帰ってあげて、家族で過ごすことが容易にできる点が気に入った。
スタッフの皆さんも見学者の私たちに明るく接してくれて、好印象をもった。特別養護老人ホームは、自治体の管理で、申し込んでも審査を受けて待機の必要があると聞いた。母の介護度合いや障害の重さからすると、緊急性が高いのだが、どう判定されるかは、やってみないと分からない。
長期間の待機なく、スムーズに入所できることを願うばかりだ。