季節の和菓子をお土産に。
虎屋 11月1日から15日までの期間限定販売生菓子、木の間の錦。
1919年、大正時代から続く意匠です。虎屋のお菓子の意匠では江戸時代から続くものが当たり前で、大正時代と聞くと、新しいようにも感じますが、100年以上続いている和菓子ということです。
求肥の生地で白餡を包み、蔦の葉の形に整えてあるこのお菓子は、表面に新引粉をまぶして、仕上げてあります。この粉を森に立ち込める霧に見立てて、その霧の中、木々の間から見える蔦の葉が、黄色から紅色に移り変わる様子を表しているそうです。
ざらざらした表面と求肥の食感は虎屋の和菓子には珍しいものです。
急に気温が下がり、霧も立ちやすい状況になってきたので、今の時期のお菓子としてお土産にすると話題としては、お話になりそうです。