虎屋 11月1日から11月15日までの期間限定販売生菓子、林檎形。
昨日の焼芋形に続いて、今日の紹介は、林檎形。どちらもその果実を写実した和菓子でその技術の高さを思い知らされます。この林檎形は、1840年、江戸時代天保年間から続く意匠ということですから、江戸時代から林檎が食べられていたということの証にもなります。つくりは、白餡を羊羹生地で包み込んでいるシンプルなものですが、その出来栄えが、林檎独特の甘みや甘酸っぱさまで伝わってくるようで、愛らしさも感じます。
お土産には格好の品物で、そのビジュアル、季節性、美味しさ、どれをとっても話のタネになるレベルです。ぜひお試しください。