子育てと東大と和菓子、ときどき介護。
招福楼の4月の上生菓子。
招福楼は滋賀県に本店がある料亭で、明治元年の創業とか。東京は丸の内に支店があって、新宿伊勢丹本店に惣菜などを販売するコーナーがあります。
そこで月毎に一点、上生菓子が販売されています。
この和菓子は、きんとんといいながら、そぼろ餡の中に百合ねが混ぜてあり、少ししっかりした歯応えがあるのはそのおかげかと思ったりします。
また、桜の葉も砕いて混ぜ込まれていて、ほんのりとですが桜の香りがします。そぼろ餡が歯応えがありながらも口の中に入ると爽やかな甘味を残して溶けていき、柔らかなつぶ餡に出会います。
季節の香りと優しい甘さがとっても美味しいお薦めの和菓子です。しかし、明日以降、伊勢丹は休業になるので買えなくなります。残念です。