季節の和菓子をお土産に。センスのいい和菓子選びで喜ばれるお土産を。

大切な人に喜んでもらう和菓子のお土産選びのヒントにしてください。

季節の和菓子をお土産に。

小布施堂 クリスマス用の生菓子 くりスマスツリー

小布施堂 12月24日までの期間限定販売生菓子、くりスマスツリー。

小布施堂は、生菓子に栗餡を使うので、クリスマスのクリがひらがなになっていて、シャレがきいています。トナカイのお菓子とこのくりスマスツリーの2つを、クリスマスモチーフの生菓子として発売しています。きんとん製生地の中に栗餡が入っていて、美味しい和菓子に仕上がっています。老若男女問わず 万人に好かれるデザインで、小さいお子様のいるところへのお土産としても、注目を集めて、喜んでもらえると思います。

気のせいか今年は世の中全体が、クリスマスへの高揚感を強く感じられていませんので、ビジュアル的にも気分を上げてくれそうな和菓子です。

季節の和菓子をお土産に。

虎屋 季節の生菓子 柚形(ゆがた)

虎屋 12月1日から28日までの期間限定販売生菓子、柚形。

1840年、江戸時代天保年間から続く意匠で、柚子を写実的に表しています。

その昔から柚子は日本人の暮らしの中で根付き、親しまれてきたということで、冬至には柚子湯に入るという習慣は今も続いています。 今年の冬至は12月22日です。その日に向けてお土産に使うことで、冬至、柚子湯の話題で話のタネに使えます。また、虎屋では冬至の前の日と当日の2日間、柚子羹という2日間限定の寒天のお菓子も売り出すので、これも話のタネになります。この柚形は、柚子の皮がすりおろして加えられた薯蕷饅頭で、香りも良く白い小倉餡も上品な甘さの美味しい和菓子です。 話のタネとしてだけでなく、美味しいお土産としてきっと喜ばれると思います。

季節の和菓子をお土産に。

老松 12月限定の生菓子 木枯し(こがらし)

老松 12月期間限定販売生菓子、木枯し。

木枯しが吹いて、飛ばされた落ち葉に霜が降りている様子を表した和菓子です。
こなし製の生地で白餡を巻いています。縦に伸びた白い部分が特徴で、凍り餅粉で降りかかった霜の風情を表現してます。
 
木枯しはこの時期、和菓子のテーマに取り上げられますが、今年はあまり木枯しに吹かれることもなく、あまり実感がわきません。そのせいか、お土産にした時に、話題性があるものかと少し疑念を覚えます。
もう少し寒さが厳しくなってからのお土産にふさわしいのかもしれません。

季節の和菓子をお土産に。

鈴懸 季節の生菓子 椿餅(つばきもち)

鈴懸 12月限定販売生菓子、椿餅。

 羽二重糯米で生地を作り、こし餡を入れて椿の葉ではさんだ餅菓子です。

平安時代に書かれた源氏物語にもその存在が出ているといいます。その形は当時とは変わっているでしょうが、貴族の歴史をなぞって食べる楽しみもあります。

そんな椿餅ですから、歴史が好きな方、源氏物語が好きな方などなど、いろいろな方へのお土産として使えそうです。特に来年の大河ドラマは、その源氏物語を書いた紫式部が主人公の物語ですから、話題性もあります。

日持ちはしませんから、相手の人数が分かっていて、一緒に食べるくらいのお土産に使われることをお薦めします。甘さ控えめのこし餡が美味しい和菓子です。

季節の和菓子をお土産に。

虎屋 季節の生菓子 深山の雪(みやまのゆき)

虎屋 12月1日から15日までの期間限定販売生菓子、深山の雪。

お菓子は、定番のきんとん製生地の中に御膳餡が入るものです。

山奥にしんしんと雪が降り積もる様子が思い浮かぶような和菓子です。

餡の色のコントラストだけで、山の奥の雪の様子を描けるとは、恐れ入るばかりです。二十四節気は大雪になりましたが、まだ平野部には雪は降っていません。親しい方とのお茶の時間のお土産に使われることに適しているように思います。 

季節の和菓子をお土産に。

老松 季節の生菓子 風花(かざはな)

老松 12月の期間限定販売生菓子、風花。

花びらが舞うように降る雪のことを風花と言いますが、そのように、薯蕷饅頭ながら、ふんわりした感触を感じるのは気のせいでしょうか。餡もやさしいピンク色の餡で、食べるだけで優しい気持ちにさせてくれるような和菓子です。

東北では雪まじりの天候が伝えられますが、東京ではその気配もなさそうな気温です。シンプルですが、ほっこりさせてくれる優しい味のお饅頭です。 

大切な方と、忙しい師走の時間の中で、ほっと一息つけるようなお茶のひとときへのお土産に適していると思います。

 

季節の和菓子をお土産に。

虎屋 季節の生菓子 玉手箱(たまてばこ)

虎屋 12月1日から15日までの期間限定販売生菓子、玉手箱。 1708年、江戸時代宝永年間から300年以上続く意匠の和菓子です。 玉手箱の名前は、浦島太郎に出てくることで有名ですが、そもそもは、玉という言葉が美称で、美しい手箱という意味なのだそうです。お菓子は羊羹製生地で小倉餡を包み込んでいます。

かわいらしい意匠なので、女性へのお土産として喜ばれると思います。何か素敵な物や夢が入っていそうな期待を抱かせてくれます。来年に向けて気持ちが明るくなるような和菓子です。誰がもらっても心躍るお菓子だと思います。

日持ちはしないので、あらかじめ約束したお茶の時間のお土産として最適だと思います。