子育てと東大と和菓子、ときどき介護。
中学受験の国語の対策に入試問題集を購入した。体験談の中に、国語が苦手だった子どもに毎日1校ずつ問題を解かせたという話を見て、自分の子どもには解かなくてもいいから、問題文を読ませて、何が書いてあったか要約させようと思った。
有名校が選ぶだけあって、問題はしっかりした文章で大人にも読みごたえがあるものが多かった。
読み終わった後、何が書いてあったか尋ねて、コミュニケーションを取った。中には、そう解釈するかと親が気づかされることもあって、そのコミュニケーション自体が楽しいものになった。的を得た説明や面白い着眼はしっかり誉めた。
子どもも面白がるようになっていったことで、文章の読解力が少しずつ付いていったように思う。
大学受験の時に天声人語を毎日読んで要約するといいとよく言われたが、中学受験の国語対策としても、いい文章を毎日読ませたことは効果があったと思っている。